文部科学省 女性研究者研究活動支援事業

文部科学省 女性研究者研究活動支援事業

群馬大学の中の男女共同参画の位置づけ

  1. 本学の目標
    地域に根差し知的な創造を通して、世界の最先端へチャレンジし、21世紀を切り拓く大学
    ・博士課程教育リーディングプログラム〈オンリーワン型〉(平成23年度~)
    ・共同利用・共同研究拠点(平成22年度~)
  2. リサーチユニバーシティを担う女性研究者、若手研究者の育成
    研究者の研究環境整備から地域貢献・情報発信へ
    ・女性研究者研究活動支援事業 継続策「まゆだまプラン」からの新たな展開
    ・テニュアトラック普及・定着事業 実施
    ・ポストドクター・キャリア開発事業において企業との繋がりを構築
  3. 学長のコミットメント
    若手・女性研究者を意欲的に支援【男女共同参画推進体制を増強し継続】
    ・女性限定公募 採用者スタートアップ支援(H26年度~)
    ・「女性研究者研究助成」(H23年度~)、「ライフイベント助成」(H28年度~)
    ・「学長・大学幹部と女性研究者のランチミーティング」(H27年度~)
    ・「まゆだまプラン」研究活動支援制度の継続実施(H28年度~)

「まゆだまプラン」目標達成状況

  1. 群馬県内の教育研究機関として初の「くるみん」認定
    次世代育成支援対策推進法の認定(平成27年5月)
    「産前産後の特別休暇の請求」にも出産に伴う代替教職員の配置ができるよう規則改正
    事業実施期間の女性研究者の育児休業取得率は100%()育児理由の離職ゼロ
  2. 国大協 第11回追跡調査概要に女性教員の増加が掲載
    理工学府女性教員数が4名から9名に倍増
    「女性教員比率が1%以上増加した大学(24校)」
    「女性教員が10名以上増加した大学(17校)」
    ※国立大学協会「国立大学における男女共同参画推進の実施に関する調査」(平成27年1月)
  3. 国立大学法人評価の「注目される事項」で取り上げられる
    「まゆだま広場」を中心とする男女共同参画推進活動が国立大学法人評価において取り上げられる。 (平成27年11月)
    ※両立支援相談実績(H26-27年度週3回派遣実施)で延べ234件達成

「まゆだまプラン」所期の目標を超える成果

  1. 大学院理工学府・理工学部各部門の男性で構成される独自の男女共同参画推進委員会が発足(H28新設)
    女性研究者の各部門での採用促進・育成、優秀な女子学生の確保、大学院進学を促進
  2. 学長特命男女共同参画担当女性理事、女性副学長(2名)任命
  3. 事業期間終了後も、人員削減は一切行わず同体制を維持
    専任講師(全学教員経費)はじめ、両立支援アドバイザー、各キャンパス「まゆだま広場の担当事務補佐員3名、総務課専門職員1名を配置
  4. 女性研究者上位職登用策「まゆだま加速プラン(仮称)」策定
    全学部女性研究者採用比率25%のアクションプランを立案。
    准教授採用(女性限定公募)には、学長特別裁量経費で研究費・環境整備費を配分し、早期の教授昇進をめざす。
  5. 県内の高等教育機関(13機関)によるネットワーク設立
    ぐんまダイバーシティ推進地域ネットワーク設立 平成28年11月合同セミナーを開催

「まゆだまプラン」の成果1

男女共同参画推進体制

男女共同参画推進体制

「まゆだまプラン」の成果2

女性研究者の増加(H25年~H27年度)

女性研究者の増加

女性研究者の職位の変遷(H25年~H27年度)

女性研究者の職位の変遷

「まゆだまプラン」の成果3

修士・博士前期課程 裾野の拡大1

修士・博士前期課程 裾野の拡大

博士後期課程 裾野の拡大2

博士後期課程 裾野の拡大

理工学部女子学部生向け大学院説明会 [継続開催計画中]

『今、女性が幸せに生きる為に ~大学院という選択~』
学部4年生向け(H27.5.29)、学部3年生向け(H27.11.24)開催

理工学部女子学部生向け大学院説明会

「まゆだまプラン」の成果4

事業終了後も同規模で研究支援を継続

研究活動支援者の配置による成果

平成26年度~27年度(H26.5.1~H28.3.31)研究活動支援制度報告

「まゆだまプラン」の成果5

群馬大学男女共同参画推進室数字で見る 取り組みの成果

全ての学生・研究者・職員の男女共同参画をめざす事業の展開:学部やキャンパスを超えた連携を進めています。

数字で見る 取り組みの成果