令和6年1月9日、群馬県のLGBTQ支援団体「ハレルワ」の間々田 久渚（ままだ ひさな）代表とスタッフの山田氏をお招きして講演会を開催しました。ジェンダー論を履修している群馬大学の学生及び宇都宮大学の学生 約240名のほか、本学の学生や教職員を含め計270名が参加しました。講演会では、セクシュアリティは一人ひとり違うことを丁寧に教えていただきました。
LGBTQは、左利きや血液型がAB型の人くらいいます。しかし、‘なぜ自分のまわりにはいないと思うのか？’という問いでは、マジョリティには見えていない、差別・偏見・困難があるからカミングアウトできていない等の説明があり、多くの参加者がハッとしたのではないでしょうか。マジョリティ側の人は、LGBTQの人が日頃どのような経験をしているのか（してきたのか）お聴きする機会が少ないため、今回の講演会は、LGBTQの知識だけでなく、自身の認識なども振り返る機会になったことと思います。また、ハレルワの活動紹介もあり、群馬県内で活動・支援の輪が拡がっていることを感じました。
