令和7年1月30日、「障害のあるこどもへの特別支援教育 大学における障害学生の現状と課題」をテーマに、D&Iライブトーク2024を開催しました。
基調講演では、群馬大学 共同教育学部特別支援教育講座教授の霜田 浩信 氏から、「学齢期での障害者支援について」と題して、ご講演いただきました。共生社会においてインクルーシブ教育の展開が求められる中、初等教育の現場から得た「相手を知る」、ことの大切さについて、お話を伺いました。共同教育学部附属小学校及び特別支援学校の児童らの交流活動のご経験から、両校の児童双方がお互いの「めあて」を確認・理解することで、障害児童との交流が、お手伝いから、相手を見守り、学びにつながる関わりへと変化したとのことでした。講演では、群馬大学 大学教育・学生支援機構学生支援センター准教授/障害学生支援室長の五味 洋一氏から、「大学における障害学生を取り巻く現状と課題」について、ご講演いただきました。学生が抱える様々な困難の中で、話すことの困難(聾、場面緘黙、吃音、社会不安障害、自閉スペクトラム症)、安定的に参加することの困難(精神障害(うつ、社会不安障害など)、てんかん等)は増加傾向である現状、社会的障壁と合理的配慮、また、合意形成の主体である学生と授業担当者に対する関わりについて、分かりやすくご説明いただきました。
対談では、群馬大学情報学部准教授の高井 ゆと里氏がファシリテータとなり、困難を抱える学生に対する教育や支援の在り方について、有意義な意見交換がなされました。「障害を理解するのではなく、広い目で学生をサポートする」、「自分の困難さを知り相手に伝えるには」、「困っている・できない、ではなく、苦手でもこうすればよい、という対策があることが重要」、「いろいろな人がいることが当たり前になってほしい」など、いくつもの共感するお話があり、早くも第2弾の開催が待たれる盛会なライブトークとなりました。