2023年9月9日(土)と10日(日)の両日開催された理工学部オープンキャンパスにおいて、大学生協２階にある購買脇のオープンスペースを会場に「先輩リケジョとゆるゆるトーク～ケーキを添えて～」と題した『現役の本学の女子学生（学部生・大学院生）と女子高校生とが自由なトークを楽しむイベント』が開催されました。コロナ禍が落ち着いて初めて対面形式でのオープンキャンパスが戻ったこともあり、以前に荒牧キャンパスで成功した「女子カフェ」を模した、女子高校生向けの新たな行事を企画することになりました。
2日間を通じた同行事の参加者は、オープンキャンパスに訪れた女子高校生ならびに同伴する保護者等の合計数で187人にのぼる大盛況でした。その内訳は全体の３分の２程度が高校生で残りのほとんどが同伴するご家族だったことから、オープンキャンパスを訪れる女子高校生の半数程度は親子同伴で来場されたことが分かります。小さなテーブルに分かれて高校生とのトーク対応にあたってくれた本学の「学生コンシェルジュ」たちも献身的にふるまっていただき、女子高校生たちと親身で楽しいトークを2日間繰り広げてくれました。
参加者に回答してもらった事後のアンケートによると、同行事への参加の一番の動機は、やはり現役の大学生と会話をして大学生活の雰囲気を知りたかったためで、専門分野などの具体的な進路選択を相談するというよりは、女子学生ならではの相談事を同じ女子同士で気軽に聞いてみたかったという状況だったようです。こうした打ち解けた会話を求める女子高生のニーズに対しては、今回の企画で特色とした「参加者には好きなドリンクを、また、高校生には無料で好きなケーキを食べてもらえる」という、スイーツをいただきながらの会話を楽しむスタイルがとてもマッチしたのではないかと思います。今回の経験を活かして、次年度もさらに女子高校生たちが理工学部に慣れ親しんでいただけるような企画を検討してまいりたいと思います。
